木造住宅の3階建てを考えてるけど建てる場合の構造や耐震性が安全なのか気になる~というみなさまに【木造3階建ての構造・耐震性・安全性・建てる時のメリットデメリット】などなど、実は以前に3階建てに住んでいた私が実体験をもとにお答えしま~すっ! かつては準防火地域では建てられなかった木造3 階建て住宅は、昭和62 年の法律改正で建てられ るようになりました。3 階建て、且つ延べ面積が 500m2 未満は、政令で定める技術基準適合建築 物(開口木3)、準耐火建築物または耐火建築物。 木造3階建ても、2004年の改定版より、耐震診断が可能になりました。木造3階建ても増えてきており、耐震診断のニーズも高まってきていますから、これは歓迎すべき点です。しかし初回ということもあり、煮詰められていない点もあります。 図:某住宅メーカーの平面プラン. 木造3階建の建築を計画しています。1,2階は3間×4.5間の長方形で3階は6畳の1部屋だけで残りは屋上バルコニーにしたいと考えています。車庫は別に建てます。親は「木造3階建ては地震が危ないから絶対反対」と言います。しかし 木造3階建て住宅(もくぞう3がいだてじゅうたく)とは、階数が3ある木造住宅のことをいう。 3階建ては同じ広さの用地でも、2階建てより広い床面積の家が建てられる。日当たりが良い、眺望もあるなど多くの利点も兼ね備えている。 首都圏を中心とする技術集団のティーアンドダブリュー。ビルトインガレージ・屋上利用・小屋裏利用・店舗併用・二世帯住宅等、あらゆる条件の三階建て住宅の夢を実現いたします。「現在、我社が施工中の建築現場の映像を、リアルタイムで公開中! 東京で木造免震住宅を建てるならアイホームズにご相談ください. 日本の家屋は、徐々に高層化傾向をたどっています。古くは、住宅といえば「平屋建て住宅」が主流となっていましたが、徐々に平屋建て住宅が作られることはなくなり、変わって主流となったのが「二階建て住宅」です。現在も住宅(特に建売住宅)の主流となっているのは、二階建て住宅です。 ただ、近年割合を伸ばしているのが「三階建ての木造住宅」なんですね。建築基準法が改正され、三階建ての木造住宅の建設が可能となるとともに、徐々にその割合が増加傾向となっています。 当初は、設計基 … 3階建ての注文住宅を得意としているハウスメーカーの特徴と価格(坪単価)、建てる際のポイントをまとめます。東京や大阪などでは、土地が高騰しているため小さい土地に建てる3階建てが人気です。これから3階建てを建てようと検討している人は、ぜひ参考にしてください。 2階建て(3階建て)以下の住宅に採用されます。木造軸組みと同じように、柱、梁、筋交い(ブレース)で構成されるブレース構造が多い。 【こちらも】 「鉄骨造だから木造に比べて丈夫です」それってホ … エコリフォームが施工した東京23区のリフォーム事例をご紹介します。1階が駐車場になっている3階建て木造住宅の耐震補強リフォーム。 2階3階を支える壁の工事の様子を紹介しています。 お問い合わせはフリーダイヤル:0120-292-575へ、お気軽にどうぞ。 木造で2階建て以下かつ延床面積500㎡以下かつ高さ13m以下かつ軒の高さ9m以下 木造の建物、または木造以外で1階建て以下かつ延床面積200㎡以下 この4号建築物(1階または2階建て木造住宅)の設計や審査においては、建築基準法上は特例が認められています。 3階建ては2階建てより高さがある分、地震の影響を受けやすいので、耐震性が気になるところです。住宅の耐震性を大きく左右する要素としては「構造」が重要であるといえます。今回は、3階建て住宅の構造についてお話ししましょう。(2ページ目) 近年頻発する大地震、とくに2016年4月に発生した熊本地震を契機として、木造住宅の耐震性に疑問を持たれた方は多いのではないでしょうか。 熊本地震では多くの木造住宅が倒壊し、耐震基準を満たした住宅でさえも倒壊被害を受けてしまいました。, しかし、木造住宅は古くから日本人の生活に寄り添い、コストや施工期間、環境配慮を踏まえると、最も日本の風土に適した工法といわれています。, そこでこの記事では、木造住宅の耐震性について基本となる情報をまとめたうえで、耐震補強や、熊本地震における住宅の倒壊について解説をしています。 災害のたびに改良され、今なお発展を続ける木造住宅の耐震性について、情報を整理したい方や、不安と疑問を持たれている方は、ぜひ目を通してみてください。, 1.木造住宅の耐震性の位置づけ  1-1.コストや工期を度外視すれば構造による優劣はない  1-2.建物の重量の面ではもっとも揺れにくい構造  1-3.品質管理の面ではその他の構造に劣る 2.耐震性はなにで決まるのか  2-1.基礎  2-2.建物の重量  2-3.壁  2-4.直下率  2-5.金物  2-6.設計と施工管理  2-7.地盤 3.耐震等級による比較について  3-1.耐震等級はどのように決まるのか  3-2.耐震等級とは何を保証するものなのか 4.自宅の耐震性の確認方法  4-1.自分で行う方法  4-2.専門家の耐震診断を受ける 5.耐震補強について  5-1.壁の補強(壁量の確保)  5-2.基礎の補強  5-3.腐食部分の補修、取り替え  5-4.金物の設置や屋根の葺き替え 6.熊本地震における住宅の倒壊について  6-1.万全ではなかった耐震性  6-2.構造上の不備が見落とされる現状  6-3.釘の長さ不足  6-4.観測史上初めての連続した震度7の揺れ 7.まとめ, 現在、日本の住宅において主に用いられている構造は、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート構造の3つです。, これら住宅の耐震性についてですが、まず木造住宅の場合、壁の量や配置(壁量計算)によって決まります。 鉄骨造、鉄筋コンクリート構造の場合は、構造計算によって決まります。, 一般的な住宅程度の規模であれば、数値上においてはどの構造建築においても、これら計算に基づいて設計すれば耐震性を同等にすることができます。 つまり極論を言ってしまえば、コストや工期を度外視すれば、住宅の構造による耐震性の優劣はないということです。, 耐震性において、建物の重量も重要な要素です。 地震エネルギーは、建物の重量に比例して大きく働きます。つまり、重い建物ほど、地震によって大きく揺れることになります。, 建物自体の自重は、鉄筋コンクリート構造>鉄骨構造>木造の順になります。 ちなみに鉄筋コンクリート構造の建築物は、木造建築物と比べて約5倍の重さにもなります。, 建物の大きさが同等規模の鉄筋コンクリート、鉄骨、木造の建築物があった場合では、一番軽い木造住宅がもっとも揺れず、被害が少なく済むというわけです。, この点においては、工場生産や規格が整っている鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造の方が、設計通りの耐震性を発揮できるといえます。, 木造住宅は、現場での加工が多くなりますので、施工管理の緻密さや職人の腕によって、品質にばらつきが生じやすいという性質があります。, 木造住宅を検討する際には、信頼できる施工会社選びがその建物の耐久性の面でも重要な役割を担っているのです。, 木造住宅の耐震性は、2階建てまでは壁量計算によって決まります。 3階建てからは、確認申請の際に鉄骨構造や鉄筋コンクリート造と同様、構造計算が求められます。, それらの結果(評点)によって耐震性は示されるのですが、その評点を決める上で重要になる部分について解説します。, 基礎は、1階の柱や壁の下に沿うように配置される、建物を一番下で支える重要な構造体です。, 現在の木造住宅の基礎で一般的に普及しているのは、布基礎とべた基礎といわれる工法です。, 布基礎とは、1階の壁の下だけにRC(Reinforced-Concrete:鉄筋コンクリート)造の基礎を形成する方法です。 基礎が壁の下のみで済みますので、べた基礎に比べてコストや工期がかかりません。, べた基礎は、1階の底板全面にRC造の基礎を形成します。 面で建物を支える構造ですので、布基礎に比べて耐震性が優れます。 また、防虫(シロアリ)や地面からあがってくる湿気を防止するといった面でも、べた基礎を採用した方が建物の寿命も長くなることが考えられます。, 布基礎もべた基礎も鉄筋コンクリート構造で作られるため、十分な強度を持たせるためには配筋の量、間隔、コンクリートの強度を設計通りに施工することが大切です。, 前述のとおり、地震エネルギーは建物の重量に比例して大きく作用するので、建物自体の重量は軽い方が被害が少なく済みます。, 建物の重量を軽減するには、まず外壁の仕上げ材に軽量であるサイディングを採用するとよいでしょう。 また、屋根材には日本瓦よりも、耐震性に考慮された軽量瓦やスレートを採用するとよいですね。, 現在の木造住宅は、耐震壁と呼ばれる地震エネルギーに対して有効に働く壁を採用しています。 これをバランスよく、適切な量を配置することで強度を保っています。, バランスの良い耐震壁の配置によって、建物の重心と剛心の関係が決まり、地震に強い木造住宅になるかが決まるのです。, 重心とは、建物の重さの中心点のこと。 例えば、長方形の住宅の場合は、対角線を結んだ×の中心点が重心となります。, 剛心とは、建物の強さの中心点のことを言います。 地震の揺れのような水平力が建物に加わった場合、その力に抵抗する強さが一番強く働く場所になります。 例えば、内部に間仕切りのない長方形の住宅で、外周部全てを耐震壁にした場合、その建物の剛心は長方形の対角線を結んだ×の中心点となります。, 地震のような水平力は、建物の重心に一番強く負担をかけます。 その水平力に抵抗するのが剛心なので、重心と剛心の距離が離れていると、建物に「ねじれ」の力が働いて、損壊を起してしまうのです。, ですから、重心と剛心の距離を近づけるために、バランスの良い耐震壁の配置と、間取りの設計が重要になってくるというわけです。, バランスの良い耐震壁の配置を検討したうえで直下率まで検討をすると、木造住宅の耐震性はさらに向上します。, 直下率とは、2階の壁の真下に1階の壁がある割合のことをいいます。 直下率を高めていれば、地震があった際、2階へかかる地震の水平力は上手く1階へ伝わり、力を逃がす効果が期待できるのです。 わかりやすく言ってしまえば、2階の重みを1階できちんと支えられれば、耐震性は上がるというわけです。, 実は熊本地震時に倒壊した住宅については、この直下率の低さが原因のひとつとして指摘されています。 具体的には、1階に壁のない広いリビングなどがあること。開放感のある人気の間取りですが、1階に壁がないということは、2階を支える部分が少ないということでもあるのです。, また、この直下率は、現段階では建築基準法等に確保するべき明確な数値が定められていません。 耐震基準法の範囲内であれば、直下率が低くても建築には問題ないのです。, ご自宅の直下率は、1階と2階の平面図を重ね、壁の位置がどの程度合っているかをみることで簡単に確認できます。 もし感覚的に壁が少ないのではと感じたら、耐震診断を行い、専門家に相談してみましょう。 場合によっては耐震補強を行い、壁を増やすことを検討してもよいでしょう。 耐震性は専門家の領域ですが、実際に住む人の利便性(家事動線など)も考慮する必要がありますので、充分な検討が必要かと思います。, 木造住宅では、多くの金物が使用されています。 金物は木材同士の継手部分の補強や、基礎と木造軸組み(簡単にいうと骨組み)を強固につなぐ重要な役割を担っています。, 特に耐震壁が配置された部分の基礎には、地震の際に大きなエネルギーが掛かります。その部分が基礎から剥がされないようにするための金物は、とくに重要です。, ここまで挙げた木造住宅の耐震性を決める要素を適切に設計することが、なによりも大切です。 あわせて、現場で設計通りに工事が行われているかを確認する施工管理も、木造住宅の耐震性を決める上でとても重要な要素になります。, 逆にいえばこの点が、「1-3.品質管理の面ではその他の構造に劣る」で解説したとおり、施工管理の緻密さや職人の腕によって品質にばらつきが生じやすいという弱点でもあるのです。, 木造住宅の施工管理は担当する現場代理人(現場監督)が行いますので、信頼できる施工会社を選ぶことが大切です。, 住宅を建てる場所の地盤が地震に強いかを建築前に調査することは、すでに常識となってきています。 ここまで解説してきたことを守り、建物の耐震等級をクリアしたとしても、地盤が強くなければ地震による家屋損壊の心配はぬぐえません。 後述いたしますが、熊本地震における益城町の倒壊被害においても、地盤の弱さが指摘されています。, 地盤調査によって地盤が弱いと判定された場合は、地盤補強をする必要があります。 地盤補強の種類は、一般的にべた基礎の採用、表層改良、杭改良の方法が取られます。, コストは数万円~数百万円と幅広いため、土地を購入する前にある程度の地盤の強さを知っておくことが大切です。 自治体のホームページや、古地図などで地盤の強さなどを確認することもできますので、一度目を通しておくといいでしょう。, 住宅の耐震性の指標として、耐震等級というものがあります。実はこの耐震等級、単純には比較ができない指標なのです。, たとえば、耐震等級3の木造住宅が、耐震等級1の鉄筋コンクリート構造住宅より強いとは言い切れません。, そもそも建築構造によって建築基準法で定められている強さの規定は異なり、異なる構造同士をこの指標で比較することができないのです。, まず、耐震等級は3段階で定められています。 等級1は建築基準法の規定通りの強さ。等級2は建築基準法の1.25倍、等級3は建築基準法の1.5倍の強さとなります。, 耐震等級2または3をクリアするためには「壁量計算」に加えて、上下階の壁量の比率バランスや、その地域の地震係数を検討します。 ただし、耐震等級1で想定する地震地域係数よりも厳しい数字を使って検討しなければなりません。, ですから、耐震等級2または3を得るためには、単純に建築基準法に定められた1.25倍、1.5倍の強さにすれば良いというわけではありません。 住む地域を考慮しながら、上下階の間取りのバランスや建物の形状、仕上げ材の種類までも検討する必要があるのです。, 建築基準法の1.25倍、1.5倍の強度が耐震等級として定められているということは、建築基準法の耐震性の規定など信用できないということでは?と、疑問を持たれるかもしれません。 前提として、建築基準法に準じた住宅は、巨大地震時に人命を助けることは保証するが、建物の資産価値がなくなってしまう可能性があるということを理解しておきましょう。, つまり、大地震のあとに人がその建物から安全に脱出する時間を確実に保証することが、建築基準法が定める耐震性の目指すところなのです。 大地震の揺れによる圧死は防ぐが、その後もその住宅に住めるかは保証されないというわけです。, 具体的な建築基準法の耐震性の規定は、以下のとおりです。 建築基準法の耐震性の規定は、以下のとおりです。 ・建築物が建っているあいだに何回か遭遇するであろう中規模の地震(震度5程度)に対して、ほとんど損傷が生じないこと。, ・建築物が建っているあいだに一度は遭遇することを考慮するべき大規模地震(震度7程度)に対して、倒壊・崩壊しない耐震性。, つまり、建築基準法の規定は、巨大地震でも人命が失われないことを目標とした基準であるということです。, 耐震等級2、3によって、建築基準法の規定以上の強度を付加するということは、それだけ建物が地震に対して強くなり、安心感を得られるというものです。 しかし、相手は自然災害なので、絶対的な安心はありません。 とても大雑把な言い方ではありますが、耐震等級は保険のようなものと考えるとよいでしょう。, ここまで解説した内容は、新築で建築する際や建築前に確認できることです。すでに住んでいる住宅については、別の方法で耐震性を確認します。, この章では、自分で行う方法と、専門家による耐震診断を受けるふたつの方法について解説していきます。, まず前提として、自分で行う耐震性の確認は、専門家へ相談すべきか、そのままでも大丈夫かを判断するために行うものだと理解しましょう。 耐震性に全く心配点がないことがわかればそれでよいのですが、不安な箇所があれば、専門家の診断を受けることをおすすめします。, 自分で耐震性を確認する場合は、国土交通省住宅局が監修した「誰でもできるわが家の耐震診断」を活用してみましょう。 この診断を行うことで、ご自宅のどの部分が地震に対して強いのか、逆にどこが弱く働いてしまうのかを具体的に確認することができます。, 方法としては、1~2階建ての木造住宅の耐震性能を簡易的に確認し、各項目の評点を合計して、自宅の耐震性の信頼度を判定します。 確認項目は、建てた時期、災害経歴、増築経歴、傷み具合、平面の形状、大きな吹き抜けの有無、1階と2階の壁位置の関係、壁の配置バランス、屋根材、壁量、基礎の形状などです。, 専門家による耐震診断は、お住まいの市区町村や都道府県の建築行政担当部門に問合せをすることで受けることができます。 耐震診断士の有資格者が派遣され、耐震診断を行います。, 自治体によっては、耐震診断費用や耐震改修工事の補助してくれる制度や、無料で行ってくれる制度もあります。 診断を申し込む前に、窓口で相談してみると良いでしょう。, なお、耐震診断を行う耐震診断士についてですが、実は耐震診断士という公的な国家資格があるわけではありません。その点で、不安に思われる方もいるかもしれません。 しかし耐震診断士は、建築と耐震設計の知識を持った人しか取得できないものなので、安心してください。, 耐震診断士になるには、国家資格である建築士の資格を持つ人でも講習を受ける必要があります。 また、建築士の資格を持っていない場合は、建築防災センターの講習と考査試験を受ける必要があります。 いずれの場合も、きちんと知識を確認されたうえで認定されているのです。, 耐震診断を受けて補強の必要があるという判定された場合、建物の安全性を確保するために耐震改修工事が勧められます。, 耐震改修工事は、耐震診断士の診断結果をもとに必要な強度を得られるように設計され、見積が提示された上で施工会社と契約を交わし行われます。, 木造住宅の耐震補強工事は部分的に行うこともできますので、10万円以下で工事を完了できる場合もあります。 もちろん、補強や修繕が必要な箇所の数が多くなると、そのぶん工事費用は増加していきます。, 全面的の補強が必要な場合、工事期間中の仮住まいが必要になることもありますし、新築という選択肢が浮上することもあります。, 10万円以下で済む場合から数千万円の費用が必要になる場合まで、耐震改修工事に掛かる金額は住まいの状況によって大きく変動します。 耐震診断を受け、工事の見積もりを取る際、費用の幅が大きいことは念頭に置いておきましょう。, 耐震診断では、既存の耐震壁の量から、剛心と重心のバランスを判定します。場合によって、剛心と重心のバランスを整え、必要な耐震壁の量を確保する補強工事を行います。, 構造用合板や筋交いを既存の壁に追加する方法と、壁のない部分に新しく耐震壁をつくる方法によってバランスを整えます。, 耐震補強の必要な木造住宅の多くは、この壁の補強のみで評点をクリアすることができますが、必要に応じてさらに以下の工事も追加されます。, 玉石基礎などの耐震性に乏しい基礎の場合、鉄筋コンクリート構造の布基礎に作り替え、基礎と土台を金物で緊結する工事を行います。, シロアリや腐食の被害を受けやすい1階部分の土台を必要に応じて取り替え、金物で基礎と留め具などで結合します。, 屋根材が重い日本瓦等の場合、スレートや軽量瓦に葺き替えることで建築物の重量を軽くします。, 2016年4月に起きた熊本地震は、震度7の地震が立て続けに発生するという、観測史上初めての災害となりました。, この地震により、現行の建築基準法の規定に沿って建てられた住宅でさえ、倒壊および全壊の被害を受けました。 建築基準法の耐震基準が大きく見直された昭和56年以降の住宅は、阪神淡路大震災および東日本大震災でも、ほとんど倒壊被害は見られていません。 このことからも、熊本地震による被害の衝撃が窺えると思います。, 現行の規定を満たした住宅や、耐震等級2の住宅でさえも倒壊被害を受けた理由として、以下のことが挙げられています。, ・軟弱な地盤による揺れの増幅 ・間取りにおける耐震壁の配置バランスの悪さ ・1、2階の壁位置の不一致(2階の耐震壁の下に1階の壁が無い) ・接合金物の不備, いずれも、ここまで解説した耐震性において重要な要素で、不備があったことがおわかりいただけると思います。 このように、実は構造上の不備に近い状態にあっても、耐震等級を取得できてしまうというのが、現在の住宅事情なのです。, 2階建てまでの木造住宅は、鉄骨造や鉄筋コンクリート構造に比べて、いい意味でも悪い意味でも手軽に設計し、建設できてしまう部分があります。, 実は設計の際に用いられるのが壁量計算について、2階建てまでの木造住宅の建築確認申請では義務化されていないのです。 そのため、耐震性における設計は、担当者の責任で行われている場合があります。, この場合、担当者のミスや、施工管理者のミスが重なったとしても、壁量に対しての第三者のチェックは入りません。 結果として、ミスが改善されないままに建物が完成して、顧客に引き渡されるといった事態も起こりえるのです。, 熊本地震による倒壊原因として、構造用合板を止めるための釘の長さ不足が原因のひとつとして指摘されています。 つまり、耐震壁を作るためには決められた長さの釘を使う必要があるのに、それが満たされていなかったというわけです。, これは現場検査を行う第三者機関では、見つけることのできない不備です。 現在の木造住宅の耐震性は、数値上で統一化することはできますが、設計・施工は請け負う建設会社の力量や管理体制において、優劣がついてしまう状況なのです。, これらの不備は見過ごせないものではありますが、通常の大地震であればここまでの被害につながるものではなかったでしょう。 熊本地震で特徴的なのは、短時間で2度にわたる震度7の揺れが発生し、追い打ちをかけた点にあります。, 前述のとおり、建築基準法では「建築物が建っているあいだに一度は遭遇することを考慮するべき大規模地震(震度7程度)に対して、倒壊・崩壊しない耐震性」を保証します。, 熊本地震では、1度目の揺れで受けた損壊部分を補修する間もなく、2度目の揺れが発生しました。 この蓄積されたダメージによって、2度目の揺れでは十分な耐震性が発揮されなかったと考えられます。, 木造住宅の耐震性を十分に発揮するためには、設計段階の壁配置の配慮や、適切な施工管理等の建築確認申請では確認しきれない部分まで考慮する必要があります。, 信頼できる建設会社を選ぶことはもちろんですが、住まい手自身も関心を持って工事に関与し、完成後も自宅の耐震性について知識を持って管理を行うことがとても大切なのです。. 3階建て木造住宅構造計算書 2004 年 7 月 物件名 3階建モデルハウス 物件番号:Ne-spd01 版数:V10-01 建設場所福岡県福岡市 建築主 山田太郎 設計者 田中 3階建木造 木造の3階建てにすると、部屋数を増やしたり、高さを利用して吹き抜けを作れたりするメリットがあります。 一方、木造の3階建てはデメリットもあるため、3階建てにした場合どのようなデメリットがあるのかをあらかじめ知っておく必要があります。 Copyright c 2015 NEXUS HOME All rights reserved. 3階建ては(2階建てに比べ)1階部分を相当強固に建築するが、それでもこれだけ揺れは増幅される。ただし地震で古い木造住宅が倒壊するとき、押し潰されてしまうのは1階。 1,2階は3間×4.5間の長方形で3階は6畳の1部屋だけで残りは屋上バルコニーにしたいと考えています。車庫は別に建てます。親は「木造3階建ては地震が危ないから絶対反対」と言います。しかし工務店は … 鉄骨の方が良いと思いますよ。木造の三階建てを施工した事がありますが、木材の収縮と地盤の状態の相乗効果でしょうが外壁にクラックが入った事があります。地震の時ま三階は影響を受けやすいです。工事中はよく揺れるので大丈夫か? まず、地震によって木造住宅がどのように倒壊するのか。その仕組みを理解しましょう。 木造住宅の倒壊1つ目の原因は、接合部の引き抜けです。 新耐震基準で建てられる現在の家屋は、ホールダウンなどの 構造金物といわれる金具で基礎と柱を固定しています。 この接合部の強度が不十分だと、地震の揺れによって柱が基礎から引き抜かれ、 倒壊の原因となります。 2つ目の原因は、建物が揺さぶられることによる壁の崩壊です。 例えば、 ・2階に比べ、1階に強い壁が少ない ・2階に比べ、1階の面積が小 … アイホームズの家は、木造・鉄骨5階建てまで、いずれも「免震工法」が標準仕様です。 家は、地震や火災など、いざという時に、家族の身を守る安心できる場所でなければなりません。 三階建てにしよう。三階建ては土地を有効に・多様に使える、新しい可能性を持つ住まい方です。さらに超耐震ヘッジ構法なら、不安なく木造で三階建てを建てられます。 3階建ては2階建てより高さがある分、地震の影響を受けやすいので、耐震性が気になるところです。住宅の耐震性を大きく左右する要素としては「構造」が重要であるといえます。今回は、3階建て住宅の構造についてお話ししましょう。 「ハピすむ」はあなたの暮らしを全力でサポートします。. 現在、日本の住宅において主に用いられている構造は、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート構造の3つです。 これら住宅の耐震性についてですが、まず木造住宅の場合、壁の量や配置(壁量計算)によって決まります。 鉄骨造、鉄筋コンクリート構造の場合は、構造計算によって決まります。 一般的な住宅程 … さらに木造3階建ては、風に弱く揺れやすいという欠点があります。 最近の木造3階建ては、欠陥が少なくなってきていますが、初期の頃の木造3階建ては、設計ルールも浸透しておらず、施工不良や施工ミスが多くありました。 建築チェックのtakumiです。 住宅の階数は、2階建ての計画が多数を占めます。 しかし、二世帯住宅とする場合や、敷地が狭い場合には、必要な部屋数・床面積を確保するために3階建てを検討する必要があります。 「建ぺい率」という敷地面積に対する建築面積(建物を真上から見た面積)の率が2階建てではオーバーしてしまう場合ですね。 例えば、建ぺい率が60%の場合、80㎡の敷地では建築面積は48㎡が限度となります。 単純にいうと、この場合の床面積は2階建てでは48×2階で98㎡ですが、3階建て … 木造の3階建てにすると、部屋数を増やしたり、高さを利用して吹き抜けを作れたりするメリットがあります。, 一方、木造の3階建てはデメリットもあるため、3階建てにした場合どのようなデメリットがあるのかをあらかじめ知っておく必要があります。, では、3階建て住宅を木造で建てたときの具体的なメリット・デメリットを見ていきましょう。, そのため、木造の3階建ては高いというイメージを持っている人が多いようですが、同じ「建築面積」の場合は立場が逆転します。, 2階建ての場合、庭のスペースや駐車場を確保しなければならないため、その分広い土地が必要になります。, 3階建ての場合は1階に駐車場を確保すると庭や駐車場のスペースを省略できるため、同じ広さの建物を30坪の敷地に建築することができます。, 限られた敷地に家を建築するケースが多い都心部で3階建てがよく見られるのは、費用を抑えやすいという面もあるようです。, また、吹き抜けを作ったり、光を取り入れ明るい空間にするためにスリット窓を設置したりと2階建てよりデザインの自由度も高くなるでしょう。, シロアリが主に侵食するのは木造部分なので、木造部分に到達するまでに蟻道を作って移動し続けます。, 特に木造の場合は、柱や梁などが木で造られているため、新築時にシロアリ対策を行うのは必須となります。, 薬剤の効果が切れる約5年〜約10年のタイミングで再度シロアリ対策を行う必要があります。, 費用は一般的に1階部分の床面積から算出されるため、3階建てであっても2階建ての費用とあまり変わらないでしょう。, 近年地震が頻繁に発生しており、再度大地震が来ると言われているため命を守るためにも住宅に耐震性がないと不安になってしまいます。, 何より2階建てより高くなるため上階部分が揺れやすく、重量が重くなるため耐久性に不安が出てくるでしょう。, また、3階建ての場合は1階部分が駐車場になっているケースも多く、1階部分に広い空間が空いているため、上階部分を支えられない可能性があります。, その他に、3階建てが建築される場所は狭小地が多く、細長い形状の3階建てが少なくありません。, その場合、地震に抵抗するための耐震壁が設置しにくくなるため、地震に弱くなる恐れがあります。, そもそも木造住宅は、鉄筋コンクリートや鉄骨造に比べ耐久性や耐震性が劣るという印象を持つかもしれません。, しかし、本来木材は古くから使用されている優秀な建材なので、木造だからといって、耐久性や耐震性が劣るという訳ではありません。, 建築基準法では、3階以上の住宅を建てる際「構造計算」を行うことを義務付けています。, 構造計算とは建物の耐久性・耐震性を数値化したもので、災害で受ける力に対し建物が耐えられるのかを計算します。, また2007年6月の建築基準法改正で以前よりも施工時のチェックが厳しくなり、使用する金物なども検査されるようになりました。, 現在、国をあげて住宅の耐震化に力を入れていることもあり、木造3階建て住宅の耐久性や耐震性に対しても設計段階で厳しくなる傾向にあります。, 先程も少し触れましたが、都心部の場合、土地が限られているため狭小地が多くなります。, また、都心になると土地の値段も地方より高額になる傾向にあるため、広い土地が必要な2階建て住宅では費用が高額になってしまいます。, そのため、限られた土地や費用を考えると、木造3階建てが一番適しているのかもしれません。, 都心では3階建ての建売も販売されており、多くの3階建て住宅が立ち並んでいることから、地方部に比べて3階建ての住宅があまり珍しくない光景となっています。, 3階建て住宅の場合、2階建てよりも1フロア多くなると同時に移動範囲が増えていきます。, 一般的な3階建ての場合、1階が駐車場・お風呂・玄関、2階がLDK、3階が部屋のような間取りが多くなります。, 例えば、1階または2階に家事室を作り、洗濯機やアイロンがけ、洗濯物を干す場所を一箇所で済ませるようにします。, すると、無駄な往来がなくなり3階建てであっても不自由を感じさせない間取りになります。, また、収納スペースを1階に設けることで、荷物を持って階段を上り下りしなくても良い状態にできるため手間を省くことができます。, 3階建ての場合、2階建てよりも家の重量が重くなるため地盤を強固なものにする必要があります。, 多くの場合、土地を購入してから地盤調査を行うため費用がどのくらいかかるのかは地盤次第となります。, 3階建て住宅を建築する場合は、地盤調査費や地盤改良費も用意する必要があるでしょう。, これまで見てきたとおり、3階建てにはあらかじめ気を付けておくべきポイントがあります。, また、木造2階建てをメインに建築している業者が3階建てを建てる場合、3階建て用の建材などを特別に発注したり、構造計算にかかる費用が割高になってしまうこともあります。, 都会に木造3階建てを建てたい場合は、3階建て住宅建築の実績が豊富で得意な業者を選ぶようにしましょう。, 正確な建て替え金額を知るためには、建て替え前に「見積もり査定」を受ける必要があります。, そんな方は、簡単に無料で一括査定が可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。, 住まいにまつわる様々な不安や疑問を解決する総合情報サイト。
モンスターエナジー パラダイス 回収, 男 らしさ プレッシャー, 放射性物質 半減期 一覧, Ntt データウェーブ 残業, しゃべくり ウエンツ 佐々木, サンドリオン Sound Of Best Amazon, Happy Woman Festa 2021, グラブル 六龍 青箱ライン,