日本経済にとって自動車産業はとても重要な産業です。国内の時価総額トップはトヨタ自動車ですし、売上高1兆円を超える企業が8社あるというのも他の産業にはなかなかありません。 しかし世界のトレンドを見ると、電気自動車だったり自動運転車などに向かう流れが予見されます。 ・・・が、その実態はまったく異なります、トヨタとの比較に意味があるのか?というくらいに。トヨタの今年度(2021年3月期)の決算予想によると、同社の2020年度の全世界販売台数は942万台とのこ … 2020年の新車販売台数が発表になり、ブランド別では軽自動車はダイハツが、登録車ではトヨタが首位に輝いた。それぞれがトップになった理由はどこにあるのだろうか? それぞれの販売事情なども交えながら、トップの座を勝ち取った理由について解説していく。 1位のテスラ ・モデル3は予想通りだが、その販売台数が桁違いだ。なんとアメリカで売れているbevの3台に2台(66.3%)がモデル3なのだ。 1位のモデル3、2位のモデルx、4位のモデルsを足すと、テスラの占有率は80.1%にもなる。 販売台数は少ないもののev=テスラの印象づけは大成功 米国の電気自動車(ev)メーカーであるテスラが、6月に株式の時価総額でトヨタ自動車を超え自動車業界で世界一となった。時価総額とは、株価と、発行済み株式を掛け算した企業価値をいう。 テスラ社は第3四半期(2020年7月~9月)の生産台数と納車台数を発表。モデルs/x/3/yの合計生産台数は14万5036台、納車台数は13万9300台。コロナ再開後は順調に生産台数を伸ばした。 販売台数だけを見れば、テスラの時価総額がトヨタをはるかに凌ぐというのは、説明が付かない。 トヨタは成長しきった企業であるのに対し、テスラは過去3年で販売台数を約4倍に伸ばしてきた急成長企業である。 米国のメディアが発表したevの世界販売ランキングが驚きの結果に。evが主流になると考えられる今後の自動車業界において、国産メーカーが窮地に立たされていることが明らかになりました。evの世界販売ランキングの詳細をお伝えするとともに、国産メーカーの状況も解説します。 世界の自動車メーカーの時価総額ランキングと販売台数一覧 2020年7月に入り、テスラの時価総額がトヨタを上回って推移しています。 2020年7月8日時点の時価総額は下記の通りです。 テスラ:2,577 テスラは2019年の販売台数は約36万台で、 よく比較されるトヨタが1074万台であるため、約30分の1です。 利益もトヨタが2兆円超であるのに対し、テスラは常に赤字です。 しかし、時価総額は今年7月にトヨタを超えました。 テスラが評価される理由 2019年間(1月~12月)、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド(PHV/PHEV)は世界全体で220万9831台販売されました。 前年比は9.4%増となりました。 2019年間、世界で最も販売されたEV/PHV/PHEVは「モデル3」。今年2019年は欧州でも納入を開始し販売台数30万0075台、前年比105.7%増と前年2018年を超える記録となりました。2位との差も圧倒的でその差は18万9028台です。 2019年間、「日産リーフ」は6万9873台販売し、前年比19.8%減と2018年間の記録には及びませんでした。しかし、昨年2018 … ハイレベル金融サイト「ファイナンシャルスター」のサテライトサイトです。最新の金融情報をお届けします!, 販売台数は対前年比でほぼ横ばいのトヨタに対し、テスラは+50%と大きく増加させていますが、それでも1/30の規模ですので、テスラの株式市場の評価がいかに高くなっているかが分かります。, 時価総額は2020年7月8日時点のデータ、販売台数は2019年の世界販売台数です。, 日本人として悲しいですが、トヨタとホンダの時価総額を合計しても2,522億ドルでテスラの時価総額(2,577億ドル)を下回っています。, また、フェラーリは年間販売台数が約1万台とテスラの1/36、トヨタの1/1000にも関わらず、時価総額が435億ドルで6位というのも凄い評価です。, 逆にルノー・日産・三菱連合は3社合計で販売台数1,015万台に対し、時価総額が269億ドルしかない点は心配です。, ちなみに2021年、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)とPSA(傘下にプジョー・シトロエン等)は統合を予定しており、GMを抜いて世界第4位の自動車グループが誕生します。, かつて、米国自動車業界では「GM・フォード・クライスラー(FCA傘下)」がビッグ3と呼ばれていましたが、少なくとも時価総額の世界ではテスラが米国ビッグ1となってしましました。, テスラやフェラーリを見ても分かる通り、今後の自動車業界は付加価値がないと生き残っていけないようです。, テスラの自動車は単なる電気自動車ではなく、自動運転やコネクテッドカーの分野でも最先端の技術を搭載しており、これらのパッケージが評価されていると考えられます。, CEOのイーロン・マスクがテスラを創業した理由は「地球(人類)を救いたい」という思いからです。, (スペースXも同じ目的で創業しており、人類が火星に移住できることを目指しています), テスラでは人類による化石燃料の使用量を減らし、再生可能エネルギーへの移行を目指しています。, そして、電気自動車を普及させる手段として最高レベルの自動運転やコネクテッドカーのパッケージを提供しています。, おそらく、単なるカッコいい電気自動車というだけではここまで評価されないと思います。, また、テスラは電気自動車だけでなく、太陽光パネルや家庭向けの蓄電池などの分野でも、競争力が高く、今後の成長が期待されます。, 個人的には、見た目もカッコいい家庭用太陽光パネル「ソーラールーフ」や家庭用蓄電池「パワーウォール」は日本でもかなりヒットするのではないかと思っています。, イーロン・マスクはテスラだけでなく、米国NASAも頼りにするスペースXやトンネル採掘会社なども運営しています。. (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); ハイレベル金融サイト「ファイナンシャルスター」のサテライトサイトです。 金融リテラシーアップに役立つ情報を掲載してます。 より高度な内容はメインサイトの「ファイナンシャルスター」もご覧ください。 ツイッターでも有益な情報を発信しています。フォローしていただけると嬉しいです。, 自動車メーカー販売台数トップ10の時価総額は意外と小さい / 合計してもIT大手1社以下, 時価総額ランキング上位企業(1992年と2019年) / 世界は大きく変化・日本の地位は低下, 2020年大統領選挙をマーケット目線で考える / トランプが負けて株高もあり得る?, 大阪ワクチンのアンジェスは18年連続赤字(428億円)で17回の増資(663億円), 日銀はゼロ金利・量的金融緩和を最初に行った / 次は政府が世界初の「シムズ理論」を実践すべき, インフラファンド4銘柄で最も期待できるカナディアン・ソーラー・インフラ投資法人が初日公募割れ, WTI原油先物とETFのパフォーマンスが乖離する理由【先物は+7.1%・ETFは−47.2%】, 「世界の時価総額合計 / 名目GDP合計」比率をポートフォリオ運用に活用しましょう, 2018年と2019年の自動車メーカーの時価総額と世界販売台数のデータはこちらを参照:. しかし、現在販売されているEVはまだガソリン車と比較すると高額で、2020年12月25日にトヨタが発売を開始した2人乗り超小型EVの『C+pod(シーポッド)』でも、法人向け販売価格は165万〜171.6万円とけっこうな価格になる。 さて、テスラが2020年に「50万台」を生産する可能性が浮上。 テスラのクルマは「安くなく」、同じような平均価格帯を持つプレミアムカーメーカーであるポルシェの販売台数が28万台(2019年)なので、いっそうテスラの「凄さ」も理解できますね。 日本経済にとって自動車産業はとても重要な産業です。国内の時価総額トップはトヨタ自動車ですし、売上高1兆円を超える企業が8社あるというのも他の産業にはなかなかありません。, しかし世界のトレンドを見ると、電気自動車だったり自動運転車などに向かう流れが予見されます。果たして、その中で日本の自動車産業は強いポジションをキープできるのでしょうか。, 未来のことはやはりわかりませんが、現在の状況を把握することはできます。そこで、今回は日米の主要な自動車会社について、自動車の販売台数などの推移を調べてみたいと思います。, 国内であればトヨタと日産は入れておきたいですね。ホンダも入れたいですが、二輪の割合が多いため今回は除外しておきます。, 今回は、データの集めやすさを考慮して「トヨタ」「フォルクスワーゲン」「ゼネラル・モーターズ」「フォード・モーター」の5社に絞って調べてみたいと思います。, それではまず、トヨタ自動車からみていきます。地域別の販売台数と、ダイハツ・日野自動車を含めたグループ全体の販売台数の推移がこちらです。, 「欧州での販売数量は復活するのか」「アジアでの販売はさらに成長しうるか」「全体での販売台数はいつまでキープできるのか」あたりがポイントになると思います。, 日産自動車の販売台数は400万台前後で推移しています。トヨタのおよそ半分程度の規模ということですね。売上高ではトヨタ27兆円に対し日産11兆円なので、それ以上の差がついています。トヨタの自動車の方が単価が高いということでしょうか。, ・アジアは2014年に三分の一まで減少しているが、中国子会社を清算・連結除外したためと思われる, フォルクスワーゲングループの傘下には、アウディやポルシェ、ベントレーなど多くのブランドを抱えています。, 全体の販売台数は600万台前後から1000万台にまで達しています。メインの一般向けフォルクスワーゲン(Volkswagen Passenger Cars)は、2012年に485万台を販売したあと、2016年時点で434万台と少し伸び悩んでいる一方、中国事業のVW Chinaは387万台にまで販売を伸ばしています。, アウディは安定して130万台前後、ポルシェは2012年の6万台から2016年には24万台へと急激に伸びています(それ以前がわからないですが)。, 続いてフォードモーターズ。全体の販売台数は665万台。そのうち北米が301万台とかなりの部分を占めています。続いてアジアが161万台で、欧州が154万台。アジア161万台のうち、111万台は中国での販売です。, ゼネラルモーターズの販売台数推移です。全体数では、2010年頃の838万台から2016年には1000万台を超えるまで成長しています。, 興味深いのは、北米およびアメリカで安定して成長を続けている点です。北米での販売台数は2010年の262万台から2016年には363万台、そのうち米国は221万台から304万台へと増加しています。中国での成長も著しく、2010年の235万台から2016年には391万台となっています。米国よりも多い。, 一方で、南米では100万台から58万台、ヨーロッパでも170万台から120万台へと販売規模を減らしています。, こうして見ると、トヨタとゼネラルモーターズ、フォルクスワーゲンの3社は販売台数でいうとほとんど変わらない規模であることがわかります。興味深いのはこの3社とも、傘下に多くの自動車ブランドを抱えている点です。トヨタはダイハツや日野自動車もありますし、GMはキャデラックやシボレー、フォルクスワーゲンもアウディやポルシェ、ベントレーなどの他ブランドを有しています。, フォードは少し下がって600万台規模ですが、韓国のヒュンダイもだいたいこのくらいの販売台数のようです。日産は400万台前後と、この中では一番小規模になっています。, スマホの販売台数とかものすごい右肩上がりで気持ちいいくらいだったのですが、さすがに自動車産業となると単にシェアの奪い合いが続いているという印象です。, テスラの自動車販売台数は四半期ベースで2万台ちょっとの水準にまで増えています。直近だとModel Sが1.2万台、Model Xが1万台ということでほとんど半々になっています。, テスラが展開する車種を軽く復習しておくと、最初に出したスポーツカーが「ロードスター」、2012年に出したのが「Model S」、2015年に売り出したSUVが「Model X」で、2017年に発売予定なのが「Model 3」です。Model Sまでは一台1000万円以上する高級路線でしたが、Model Xで少しだけ価格を落とし、Model 3では一気に400万円程度まで価格を落として一般に普及させる戦略のようです。, ただ、上のようにテスラは新規予約分の納車予定を2018年中旬以降としています。需要があっても生産体制がなかなか追いつかないということでしょうか。, Tesla Says New Model 3 Reservations Won’t Arrive for Close to 2 Years, 上のフォーブズの記事によれば、2016年4月の時点で予約数が40万台に達しようとしていると発表されたあと、具体的な数字は秘密になっているようです。そこから1年以上経っていることを考えれば、100万台以上予約されている可能性が高い気もしますが、実際のところはどうなのかわかりませんね。, テスラの2016年の販売台数はおよそ76,230台とのことで、年間40万台以上を生産する能力はなさそうです。しかし、2018年までにテスラは年間50万台を生産できる体制を整えようとしており、そのためにリチウムイオン電池を供給する「ギガファクトリー」も建設しているとのことです。, 以上のことを踏まえると、テスラがトヨタやフォルクスワーゲンの規模(年間1000万台)にまで成長するのはまだ時間がかかりそうです。, しかし一つ言えることとしては、2018年にテスラの「Model 3」がどれだけ世の中に普及するかというのは自動車業界全体にとってとても大きなトピックだというのは間違いないと思います。仮にこれが成功すれば、テスラはただそれを拡大していくことができますし、トヨタやその他の企業にとって「ギガファクトリー」のような供給施設を一から作るのはあらゆる意味で簡単ではないはずです。そうなったとき、日本の自動車産業はどうなってしまうでしょうか。. 時価総額では米テスラに抜かれたトヨタ自動車だが、「電動車」の販売台数で比較すれば、同社の圧倒的な強さが見えてくる。ev専業のテスラの2019年販売実績は37万台弱。これに対して、トヨタが昨年販売した電動車は192万台と5倍以上。 電気自動車メーカーのテスラが日本のトヨタ自動車の時価総額を抜いて、世界一の自動車企業としてトップになりました。今回は、一部では過剰評価としても言われているテスラモーターの時価総額について投資家目線で解説したいと思います。 ev(電気自動車)業界を牽引していると言っても過言ではないテスラモーターズ。この記事では、そんなテスラモーターズの全車種を一覧でご紹介します。モデルsやモデルx、最新のモデル3、新型ロードスター、セミまで完全網羅の車種まとめです! テスラの2020年世界販売の36%の伸びに貢献している。 また、2019年の生産台数は、50万9737台だった。 50万台の大台に乗る新記録を打ち立てている。 米国ev(電気自動車)専業メーカーのテスラの時価総額が7月1日、世界最大の自動車メーカーであるトヨタ自動車を上回った。株式市場では、年間販売がわずか37万台のテスラが1000万台超のトヨタを時価総額で抜いたことに大きな関心が集まっている。 テスラは電気自動車事業を中心に事業を展開する自動車メーカーです。2019年の新車販売台数は36.75万台であり、前年と比較すると50%前後増加しています。主なラインナップとしてはテスラの代名詞になっている『Model S』やSUVの『Model X』、それぞれの廉価モデルに相当する『Model 3』や … テスラ社は2020年7月2日、第2四半期の生産台数と納車台数を発表。モデルs/x/3/yの合計生産台数は8万2272台、納車台数は9万650台。新型コロナの影響でテスラも工場を停止していたが、影響は限定的だったようだ。
初音ミク 髪飾り 描き方, オール ザッツ 漫才 グッズ, 宇多田ヒカル あなた 難しい, Tpp 中国 加入, 進撃の巨人 64話 フル, 保育園 食育 命をいただく, パリサンジェルマン ジョーダン キャップ, Hal Cm曲 一覧, リングフィット 腹筋ガード 反応 しない, トーマス ミュラー 結婚,